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2011年12月31日

今年1年締めくくりの日…

皆様
1年締めくくりの日

いかがお過ごしでしょうか

私は朝からバタバタしておりました

愛車のタイヤ交換もありましたしね
タイヤ交換はもちろん
彼様の仕事です←

それはさておき
今年1年振り返ってみましょうか


さて 1年振り返ってみましょう

1月…喧嘩中だった母と和解
2月…松丸家に戻る
3月…松丸家に戻るも
胃炎を発症し休業
4月…入院を薦められるが
意地を張って通院する
5月…胃炎から胃潰瘍を発症し
ついに入院
6月…愛車を納車
7月…晴れて退院
8月…松丸家解散
荷物の大半を失う
9月…松丸家に行く前に所属していた舞踊団に直談判
10月…彼様に思いを打ち明け
めでたくゴールイン←ww
11月…めでたく二十歳になる
12月…現在も役者稼業に打ち込む


思いおこせば
色々ありましたね

入院生活…
点滴を何回も刺されて
あちこち針の痕だらけになり
絶食するも点滴が上手くいかず
重湯をすする日々…

そんな中で
愛車を納車して…

そして退院して
松丸家が解散して
自前の衣装の大半を失って…

そんな状態から
救いの手を差し伸べて下さった人
今の舞踊団のリーダー…
この方にも頭が上がりません

そして彼様と思いが通じて
やっとひとつになれた気がしました

これからも愛し続けます←

まぁこんな感じですが
今年1年ありがとうございました

来年も愛嬌ちあきを
よろしくお願いいたします

皆様よいお年を  


Posted by 愛嬌ちあき at 19:18Comments(0)リアル

2011年12月21日

ちあき模様〜戻り橋〜

お久しぶりでございます
愛嬌ちあきです

今夜は去る11月3日にやらされたという
私の中でも難易度の高いとされる作品をご紹介します

本日のちあき模様
『戻り橋』
ご覧下さい




大阪はみなみの新地のあたりに
子連れの女が流れてきまして
ちょっと大きな声では
人に言えん様な商売をはじめたんです
どこの誰の子やら
回りの誰も知りませんでした
その子が少し大きゅうなって
いつやったか
母親に聞いたんですわ

『うちのお父ちゃん
どこにいたはんのん』

女の答えは
いっつも決まってました

『あんたのお父ちゃんはな
戦争に行ったはんねん』

それからしばらくたって
その女に
新しいええ人が出来まして
ちょこちょこ家にも来る様になりました

『このおっちゃん
どこの人やのん』

子供に聞かれて

『何ゆうてんねん
あんたのお父ちゃんやないか
戦争から帰ってきやはったんや』

女はそうこたえました

ようあることですねんけど
三ヶ月程たったら
その男はもう来んようになりまして
女は毎日泣いとりました

それを見てその子が

『お母ちゃん
お父ちゃんまた戦争に行かはったんやろ
そんならうち
もどってきゃはるまで
毎日あの橋のとこへ
むかえに行ったるさかい
もうないたらあかん』

その橋ですけど
戦争が終わる頃まで
もどり橋と呼ばれてたそうです


西陽の橋を
陽炎みたいに
ゆらゆらあの人消えて行く
うそやない…
あの人にみんなあげた
すきやったから何もかもあげた
一人前に愛されるほど
きれいな女じゃないけれど
涙ぽろぽろ三人前
誰も帰って来ないから
泣いてます 泣いてます
戻り橋

私のいのち
奪ってくれたら
こんなに涙は流さない
うそやない…
あの人は優しかった
私にだけは優しさをくれた
やくざな人と皆んなが怖れ
背中の傷あと見たけれど
それは心の古い傷
誰も帰って来ないから
暮れて行く 暮れて行く
戻り橋

一人前に愛されるほど
きれいな女じゃないけれど
涙ぽろぽろ三人前
誰も帰って来ないから
泣いてます 泣いてます
戻り橋




タイトル正しくは
『戻り橋暮色』です

語りがとにかく長いです
語りだけで2分はあります

そして主人公の哀れさ…
売春婦か何かだったんでしょうね…


この語りもホームページに掲載してます(^^)/

よかったら聴いてみて下さい

では
『ちあき模様』
今夜はこの辺で…


チャオ♪  


Posted by 愛嬌ちあき at 02:21Comments(0)呟き…独り言

2011年11月27日

時が過ぎれば情も湧く?

皆様こんばんは

多忙にて日記も書けませずに
読まれていらっしゃる方々には
申し訳ない気持ちでいっぱいです


今私は耳の不自由な女性と暮らしています

最初は何かと不便で
何で預かったんだとか
そんな気持ちでした

しかし時が過ぎるごとに
情が出てきたというか
いないと寂しく感じたり…

言葉が通じませんので
筆談と動作
そして携帯のメール機能を使って話してます

最初は不便でしたが
最近はだいぶ慣れました

うちの母や姉なんて
耳は不自由ですが
聞こえるし口も聞けますからまだいい方ですね

いい勉強になりそうです

そして11月は
表稼業もおかげさまで多忙でした

まず3日の日に地元で
『ちあき模様』
やらされましたよ…はい

しかも一番難しいやつ…


あとで紹介しますが(^^)


そして毎度の県外での表稼業…

そして1日後
誕生日←関係ないww

こないだの表稼業では
その彼女が写メを何枚か撮ってくれました(^^)

自撮り



彼女が撮った立ち姿





ラブラブなツーショット←



載せさせていただきますね(^^)

ちなみに許可済みです(^^)
ね?
上手に取れてるでしょ?(笑)

彼女へ
素敵な写メをありがとう(^^)

チャオ♪  


Posted by 愛嬌ちあき at 00:13Comments(0)リアル

2011年11月12日

旅と想い人

プラトニックな恋人になった
私とあの人は
小さな旅に出た


『たまには2人で行け』


母親のそんな言葉から
野暮用だけどどこかへ旅に出るかのような
そんな気分で出かけた

『1人で来たの?
お母さんは?』

『たまには2人で行けって』

『そっか』

そして私は
車の鍵を渡して
助手席へ腰を据える

あの人は
快適だなんて言いながら
私の隣にいた


こんな時
積極的になれたらいいのに
こういうとこだけ
腹が立つほど純粋で…

手に触れる事すら出来ない

隣にいるのに
あの人が遠い

あの人は
私にひたすら話しかける

それを受け答えする

内容はやはり恋愛の話

『結婚って何なんだろうね』

あの人の問いかけに

『相手を思いやる事…?』

『それがなくなったら
離婚だよね
離婚なんて紙切れ一枚なんだよね…』

『婚姻も紙切れ一枚ですよ』


恋人よ

私は結婚なんてしなくたっていい

君が私を忘れないでいてくれたら
それでいい

君の綺麗な笑顔が
私の隣にあるだけでいい

年の差なんか気にしない


あの人は私の携帯のペアストラップに気がついて
無邪気な顔をして喜んでいた

『あ…一緒だー♪』

一緒に持っていたくて
君にあげたのさ


愛しい人よ
君は私をとことん笑顔にしてくれる

一緒にいるだけで落ち着く
一緒にいるだけで面白い
一緒にいるだけで心が洗われる

隣にいてくれるだけで
笑顔になれる

素の自分になれる…

心の関係だけで満足出来る…

子供みたいな可愛い部分と
男らしい凛々しい部分

みんな引っくるめた
そんな君が私は…

心から好き…


『旅と想い人』完  


2011年10月22日

毎度おなじみの…

おはようございます

先日の表稼業の時の話なんですが
昔のお馴染みさんと再会しました

楽屋裏では
前回私をキレさせた方が
性懲りもなく幅をきかせており
イライラが募っておりましたが
舞台へ出ればそんな事も忘れ
笑顔が溢れるあたいなのです(笑)


まずイライラの原因は
お金の話を持ちかけるという事

私が現在身を預けているところは
一部の場所では
責任者の名刺を持っている者は
素人さんであれ
無料で入館が出来て
舞台へ立てるそうなのですが
そこでお金を取れと言うのです

前回私が

『責任者はあなたじゃないでしょう!!』

と 言ったにも関わらず
またしても責任者を差し置いて
でしゃばった真似を…

『お金をもらうべきです
今はどこでもそうです
無料でやるからみんな遊び感覚で来るんですよ』


爆発寸前でした


『一番遊びなのは自分だろ』

と…

私が言えた事ではありませんが
踊りも何もかも
自分に酔いしれて
自分が一番
自分が正しいみたいな口を聞く

責任者もあきれてました


が…

私は懐かしい方との再会に
小躍りしたいくらいでした♪

握手回りの時に気づいて
ご祝儀まで下さって…

『久しぶりやったのー
大人になって…』

はい…
親友いわく
もうすぐオバタリアンの仲間入りだそうです

いや!!
心は乙女です!!

↑心は男だろ


いつまで経っても
綺麗と言われる女でいたい

綺麗と言われる役者でいたい

そう願うあたいなのでした


チャオ♪

  


Posted by 愛嬌ちあき at 08:18Comments(0)リアル

2011年10月15日

仲間の愛を知りました…

今週は2回
表稼業でした

が…
その裏で
仲間から誤解をされるような事が起こりました

それは客演の素人さんが
私をある場所へ誘ったのが
事の発端でして
この責任者は仲間である事も
私は知っておりましたから
断りました
それを仲間が
私の方からその方に
お願いしたと勘違いして
誤解されて縁切りまで行くところでした

それを解きに私は
彼女の家へ行き
一部始終を話しました

『内緒で来いって言われた』


そして…今回
彼女がすべてを話しましたら
その方が私に

『お前余計な事言うなや
内緒でって言ったやろ』

と 言いまして
自分の筋間違いは棚に上げ…

さすがの愛嬌ちあきも我慢の限界
怒りの絶頂…

はい キレました

『内緒にしとけだぁ?
あーたね
どこの世界にも主催者
責任者がいるんですよ
ここの責任者は彼女でしょうが!!
彼女を通すのは当たり前でしょう?
それが筋でしょう!!』

彼女も

『ちーちゃんの面倒は
私が見る』

と 言って下さり

それからは
楽しい舞台でした

お客様と触れ合いながら
ご祝儀までいただいて…


ちあきは幸せです!!

楽しみに来て下さるお客様
お一人お一人に

感謝です♪


チャオ♪
  


Posted by 愛嬌ちあき at 00:15Comments(0)リアル

2011年10月05日

帰ってきた愛嬌ちあき

本日 久しぶりに
昔からの舞台仲間と仕事をしました

昨年私があの場所へ行く前に
お世話になっていた方々です

うちの親たちとは
かれこれ約30年ほどのお付き合いらしく
私が物心ついた時には
もう一緒に舞台をやっていました

ですので私は
かれこれ18年ほどのお付き合いでしょうか

初舞台を踏んだ頃から
一緒だった記憶が
今でもうっすらと残っています

そして中で途切れ途切れになりながらも
やはり一緒に舞台に立っている

何かのご縁でしょうね…


今日は
何もかもなくした私に
扇子を2本プレゼントして下さいました

ひとつは朱色の女形向きで
もうひとつは紫に金色の桜柄で
男女どちらにも使えそうな扇子でした

いずれ載せますが
私好みの品物で
買い置きだけした未使用品だそうです

本当にありがたい…

扇子ひとつなくしても
今の私にはものすごいダメージなわけで…

『やれるものはあげるから』

その言葉だけでもありがたいのに

『今日は本当は踊らないつもりだった
来ないつもりだった
でも扇子だけは届けなきゃって思ってた』

こんな言葉をいただいて
頭が下がります


そしてお客様方も…

昨年数回お邪魔しただけの私を
覚えて下さってたなんて…

少し触れ合わせていただこうと
お一人お一人と
握手をして回ったら

『お久しぶりねー』

なんてお言葉をいただいて
ここだけの話ですが
涙が出そうでした

こんな私を
覚えて下さってたお客様

そして
私を支えて下さる仲間…
諸先輩方

本当にありがとうございます

感謝です!!


  


Posted by 愛嬌ちあき at 22:07Comments(0)リアル

2011年10月01日

女よりも女らしく…

こんばんは

昨日は母ちゃんと一緒に
おかまさんのところに飲みに行きました

母ちゃん
おかまバーはお初だったそうで…

昨日はマスターは仮装しておらず
素顔でした

いやー
素顔綺麗でしたよ

しかし動作は
すごくしなやか…

お隣に座って下さいましたが
まぁーお上品なこと…

惚れ惚れしました(笑)

そして何より
隣にいたら口調がうつるんです(笑)

私 男装してましたのにww

『あら〜そうなの〜』
『あらやだもう〜』
『そうなのよ〜』

こんな言葉が飛び交うので
男装しているにも関わらず
うつるという(笑)

でも上品な言葉がうつるのは
いい事だと思っております

そのうち
忙しい時のヘルプ的な存在になるかと思うのですが
上品な言葉を身に付けたいと思います

あとは
女形の研究として
仕草など…

本当にしなやかで
それだけ研究をなさったんだと思います

そしてそのマスター
歌が上手すぎる

母ちゃんの希望で
演歌だったんですが
とにかく上手い!!

『私大丈夫かしら
歌えるのかしら
初めてなのよー』

いや 初めてにしては
出来すぎでした
お見事!!

そしてマスターは
昼間も女言葉を話されるらしいです

そういう面も含めて
飲みに行く機会を重ねつつ
勉強してみたいですね


そう思った夜の独り言でした


チャオ♪
  


Posted by 愛嬌ちあき at 23:18Comments(0)リアル

2011年09月21日

ちあき模様〜橋めぐり〜

久々に
『ちあき模様』です

今夜は
『橋めぐり』で
お楽しみ下さい




ああ寒む…
えらい風が出て来たみたいですな
ずうーっと昔の
ずっとずっと昔の話やそうですねんけど
道頓堀川にかかる三つの橋を
誰にも逢わんと渡る事が出来たら
願いが叶のうてしあわせになれる
そんな話が信じられてたそうです

『橋めぐり』ゆうて
今の水かけ不動さんが
これ程有名になる
もっとずっとずっと昔の話やそうですねん

何人も
何人もの女たちが
橋めぐりして
いったいどんな女たちが
しあわせになれたんですやろか

せやけど
女っていうもんは
こんな風の吹いている夜更けには
『橋めぐり』したいと思うもんで
こうゆうてしゃべってる私かて
今夜あたり
『橋めぐり』してみよかなと
思てますねん


誰にも見られず 三つの橋を
渡れば願いが叶います
先が読めない女の恋の
先を読みたいやるせなさ
ひゅるひゅると 風にまかれて
人目しのんで橋めぐり
戎橋から 相生橋へ
ひゅるひゅると ひゅるひゅると
道頓堀橋

生きるか死ぬかを 占うように
橋からのぞけば暗い川
ひとり淋しい女の人生
思いこがれる人恋し
ひゅるひゅると 風を背中に
願い切なく橋めぐり
日本橋から 大黒橋へ
ひゅるひゅると ひゅるひゅると
道頓堀橋

ひゅるひゅると 風にまかれて
人目しのんで橋めぐり
戎橋から 相生橋へ
ひゅるひゅると ひゅるひゅると
道頓堀橋


歌のタイトル
正しくは

『ひゅるひゅる橋』です


この作品は
『橋ものがたり』の中では
内容が比較的に悲しくないような気がしますね


3つの橋を渡ったら
願いが叶う…

これが本当なら
橋めぐりしてみたいかもしれませんね…

愛嬌ちあきの語りは
ホームページに掲載してあります(^^)

チャオ♪  


Posted by 愛嬌ちあき at 02:39Comments(0)呟き…独り言

2011年09月18日

どうせ私は飛べない蝶々…

こんばんは

大して病んでいるわけではありませんが
ちょっとぼやきにまいりました


私は…
何のためにここまで和裁に打ち込んでるのか

それはまた
あそこへ行く前のように
戻りたいから

昔の仲間と
面白おかしく舞台がしたいから

お客様とふれあって
無償で笑顔を提供したいから…

あの頃は
幸せでした

昔の仲間と再会して
お客様とふれあって
何をしたらお客様に喜んでいただけて
楽しんでいただけるか

何をしたら

『楽しかった』

と 言っていただけるのか
それを考えるのが楽しかったんです

そして私は
あの場所へ行きました

毎日が楽しかったのは
考えてみれば初めだけでした

そのうち
やたら気を遣うようになり
しまいには体に支障が出て
闘病生活…

そして最後には
商売道具の大半をなくし…

それでも諦めずに
仕立て替えをしたり
頂き物に手直しをしたり…

それは
また舞台に立つため…

『辞めたならいらないんじゃない?』

なんて言う人もいますけど
私は役者を辞める気は
これっぽっちもありませんから…

また…
昔の仲間と
楽しく舞台に立って
終わったらお弁当食べて…

あの頃に戻って
また羽ばたきたいと思うのです

今は羽を休めてるだけ…

また…
羽ばたけるように…


チャオ♪  


Posted by 愛嬌ちあき at 23:23Comments(0)リアル

2011年09月14日

疲れながら楽しんでます(笑)

こんばんは

最近は裁縫のやりすぎで
心なしか疲れてます

ちあきです

仕立て替え…
裸眼で仕立て替え…

時間はかかるわ
針に糸は通らないわ…

ああもう…
とか思いつつ
意外と楽しんでるんですね(笑)

ちょっとした和裁のお勉強

いや お裁縫のお勉強ですか?

どちらにせよ
女物の着物の袖と脇を縫い付ける

そして
それが出来上がった時の
その何とも言えない達成感♪

たまりません

実を言いますと
かなり先走りな話ですが
呉服屋さんにてお
手頃なお値段で
着物と帯
セットで売ってありまして
そこで姉が
誕生日とクリスマスのプレゼントに…と
2着買ってくれましてね…

姉いわく
舞台の役に立つ物の方が…
そう思ったらしく…

嬉しいですね(笑)

そして選んだのは
どちらも黒地ですが
桜の花を散りばめたような柄と
薔薇の花をあしらった着物

女物の桜の柄は
もうすでに2着持っておりまして

『桜…
黒地の男物欲しい!!』

そう思った私は
さっそく仕立て替えを♪


なくした分
取り戻さねばと
2着仕立てました

ひとつは頂き物で
女形に向かない柄でして
迷わず男物にしましたが
今回の桜柄は…

正直に言いますと
迷いました

一度女物として着ようかとも思いました

しかし
黒地の男物なんて
着た事ありませんし
一度着てみたいという
憧れのようなものもあり
仕立て替えを決意しました


帯はどちらも大人な感じのもの

持っている着物全部に合いそう♪

姉ちゃんありがとう!!

あとは…
小道具なんかを揃えないといけませんが
少しずつ取り戻す事にします

そして来月は
かつらの結い直しも
知り合いにお願いしてます

楽しみです♪

舞台に復帰する準備が
着々と出来ているようで…

写メはその着物と帯です


チャオ♪

  


Posted by 愛嬌ちあき at 23:24Comments(2)リアル

2011年09月03日

私は本当は男なのかもしれない…

こんばんは

愛嬌ちあきです

最近…思うのです

『夜の世界で
女として働く事に疲れた』

『男として働いてみたい』

最初は
興味がある程度だったんですが
先ほど…
いわゆる
『おかまさん』と呼ばれる人と
話をしました

そしてこれが
ただの興味本位ではないのではないかと思い始めました

真逆の世界に入って
知らない世界で生きてみたい…

私は静かに語りました

『誰にも言えなかった悩みがあるのです
女として働く事に疲れました…』

そう言うと

『女として働く事に疲れたって
どうしたの?
何があったの』

その人は
私の話に耳を傾けて下さいました

『戸籍は女性
恋愛対象は男性
しかし女である事が嫌』

『自分の本当の性別がわからない』

『本当は男なんじゃないか』

『女だから
女らしくしろ
女なんだから
こう言われる事に
すごく嫌悪感を感じる』


体を見れば女性…
恋愛対象も男性

ここまでは普通の女性なのでしょうが…

その後がなんか違うんです…

そう話すと

『きっと迷ってるのよね
悩んでるんでしょう
そういうの…あるのよ』

そう言われて
『そういうの』が書かれている
専門医学書みたいなものを
出してこられ

『ここんとこ
見てごらんなさい』

私はそこに目をやりました

そこには
心理的なんとか←忘れたww

そう書いてあり

『性別自認が出来ない』
『性別分類が出来ない』
『男性…女性…中性』
『異性指向…同性指向…
両性指向』
『社会的性別
社会的男性
社会的女性』

他にも
このような事が書かれており
当てはまる項目がいくつかありました

『あなたはきっと
これなのかもしれないわね
演劇の中で女になるのは
演技だと割り切ってるけど
普段女であるような事を嫌う…
そして今はきっと
自分を知りたいのね
大丈夫
同じように悩んでる人って
たくさんいるの
ここに書いてあるように
こういう情報も認められてるからね
性別は男性と女性だけじゃないってね』

専門的な話を聞くと
ますますその中で生きてみたくなるんですね…

興味本位ではなく
本気で…

自分が何なのか
知りたい

それに
おかまさんの仕草は
『女よりも女らしい』
そう言われておりますので
演劇の勉強にもなるでしょうし
人生勉強にもなるでしょうから…

腹を割って話してみて
そう思った私なのでした…

チャオ…  


Posted by 愛嬌ちあき at 22:33Comments(2)リアル

2011年09月01日

夏は逝く…秋風恋し…酒美味し…

お久しぶりです
愛嬌ちあきでございます

最近やっと
裁縫をする気になりまして
昨日は赤紫のレース生地で
腰巻きを作り
今日は着物の襟を合わせて
縫い付けておりました

男物の着物をなくしたので
女物でありながら
柄が女形に向かないものを
男物に仕立て替えしたり…

仕立て替えは
本来ならほどいて襟と袖を外し
くりこしをなくして
襟と袖をつけ直し
柄が合うようにするのですが

※女物は着る時に襟を抜くので
くりこしをつけますが
男物は襟抜きの必要がないので
くりこしはつけません

幸い私の手元にあった着物は
普段着用で
舞台用に比べてくりこしが小さいので
襟と袖は外さずに
袖の下を少し残すように
脇の開いている部分と袖を
縫い合わせます

これだけで
男物として使えると教えていただきました

どんなものも着方ひとつと言われました

ですので
縫い合わせだけで
くりこしを直してなくても
着方ひとつで男物として使えるというわけですね

仕立て替えを終わらせた後は
襟の縫い合わせ…

縫い合わせは3着でしたが
裸眼でやっていたせいか
疲れました


昨日は
先生のところで歌のお稽古

お互い調子は絶好調でしたが
最後はやっぱり酔いちくれでしたww

抱き合うなんて序の口ですww


酔った時
ひたすら語る先生が大好きです(笑)

『お父さんはねー
お前が大好きなのよ』

もう一人のお父さん
私はもう二十歳になります

幼少時代を知ってるから
実感がわかないと言っても
大人になりました

私…あなたの教え子でよかった

本当によかった

当時14才だった私が
歌を教えて下さいと
店を訪れて
今に至る

歌を歌い始めたのは
小学4年生の頃

5年生でカラオケ大会で優勝して
昨日有線で
その時歌った曲が流れていて
久しぶりに歌ってみました

当時より
遥かによくなったと思えました

こぶしも回る
うなりも効いてる

当時の私には
こんなものはありませんでしたから…


先生の教え子になってなかったら
高音も出せるようになって
声に伸びも出て
こぶしとうなりを効かせて
演歌を歌う私はきっといないでしょう

みんな
先生のおかげです

ありがとう先生
ありがとうお父さん

いくつになっても
私の先生でいて下さい
お父さんでいて下さい…


今夜はきっと
夢で会いますね…

チャオ(笑)  


Posted by 愛嬌ちあき at 23:27Comments(2)リアル

2011年08月05日

僕はもしかしたら…少し変わってるのかもしれない

こんばんは

荷物を引き上げてから
片付けもままならないまま
微熱続きで物作りが出来ません…

腰紐やら腰巻きやら
作らないといけないんですけど
針を持つ気になれないのです

具合が悪い時は
とりあえず寝て
調子がよくなったら
始めたいと思ってます

そんな私も
退院祝いをしていただきました

胃カメラの結果を見ていただき
まぁ大丈夫だろうと言われたので
久々に新鮮なお造りを…



たこの唐揚げも
久々でしたね



釜飯も美味しかったなぁ…



次の日は
何のお祝いか知りませんが
いつもの居酒屋さんへ…

今回の箸袋は

『僕はもしかしたら
少し変わってるのかもしれない』

私の事ですか?

( ̄▽ ̄)b{???←

変わり者ですよ
認めてます!!←

そして…
夏だからでしょうか

1日1日が
長く感じます…

蝉の声…
夏を思わせてくれますが
暑い…

外に出ると
具合が悪くなります←

家の中では
浴衣一枚で過ごしてます

あっぱっぱーな格好より
誰か来客があった時なんか

『今から踊りの稽古するところでしたのー』

って言えばいいですもの←

しかし…
そんな私も
数日前にある方に再会しました

子役になるはずだった子の
お父さん…そう
滞在していたホテルの
元板長です

『まだあそこいたの?
辞めなよ…
あそこ…嘘つくから…
いない時さんざん言われてたんだからねー』

私は笑って答えました

『もう荷物は引き上げてあります
陰口はお互い様ですね
板長(笑)』


そして翌日
あの子から電話が…

『姉ちゃん?
マナカです』

なんか懐かしい気がしました

最後…
会えなかったもんね…

あの子の事は
好きだった

聞いてくるなら
色んな事を
教えてあげたかった

答えてあげたかった

でも
私が愛情を持てば
板長が肩身の狭い思いをすると
ある人に言われて
私を慕ってくれるあの子を
私は避けていた…

会ったら
謝らなきゃ…
そう思っていたのに
会えなかった…

ですから
私は言いました

『近くにいるなら
遊びにおいでね』

その時は…
あの時の罪滅ぼしじゃないけれど
また妹みたいに
接してあげられたら…

もう一度会えたら
あの頃より
ずっとずっと明るい私がいそうな気がするんです…

愛する人といる時のように
笑顔で話せるだろう…

愛する人と一緒にいる時は
時間も忘れるくらい
このまま時間が止まってくれないかと思うほど…


楽しいひとときなのに…

それが終われば
また闇…

物作り始めて
あらかた揃ってきたら
ボランティアでもいいから
舞台復帰したいと思ってます…

舞台のない私には
歌しか残っていない

歌だけじゃ物足りない

踊りを踊ってこそ
私ですからね…

舞台は
私の生きる道しるべですから…  


Posted by 愛嬌ちあき at 21:06Comments(0)リアル

2011年08月01日

情けの幕切れ…

私は…所詮それほどしか
思われていなかったのですね

初めから信用なんてしてませんでした

いつかこんな日が来ると
思っておりました

でも
こんな終わり方をしなきゃいけないほど
私はあなた方に
ご迷惑をおかけしたのでしょうか

闘病生活になった時も
きちんと言いましたよね

『入院する事になり
病院の中におりますので
落ち着きましたら
連絡します』

そして

『了解』

と 言ったのは

あなた方ではないのでしょうか

私は…
たとえ必要とされなくとも
そこで生き甲斐と言える事をやるために
体作りをしなければ と
頑張ってきたつもりです

裏稼業なんて
忘れられるくらい
楽しかったあの頃に戻りたくて…

でも
幕切れは訪れた
病院を出た瞬間に…


『あんたさ
荷物どうすんの?』

ああ…
もう必要じゃないんだ

そう思った私は
本所属の方の劇団と
紹介してくれた方に連絡をしました

本所属の方は
座長さん←師匠が電話に出なかったため
親しい座員さんに相談を持ちかけました

お二方とも
同じ意見を下さいました

『あんたが母ちゃん抱えてる事も
病気になった事も
何もかも知った上でそう言うなら
出方次第で手を切りなさい
無理している必要はない』


母ちゃんも
もう無理はしてくれるな
役者は続けても
何も無理してあそこにいなくてもいいだろ…
今は体が大事だから…

そう言うものですから
悩みましたが
身を引こうと決意しました  続きを読む


Posted by 愛嬌ちあき at 01:37Comments(2)リアル

2011年07月24日

少し…笑えば気も晴れるかと…

こんばんは

愛嬌ちあきです


まず…
検査結果からお伝えしましょう


異常ありませんように…と
祈る心も虚しく
大してよくなっておらず…
生き地獄を味わったようなものでした…

そして
腹を切るのはやめました

今月いっぱいで
家に帰って
病院を変わってみようかとも
思っています…


そしてまた
最近は
何かとバタバタしてます

闘病生活のくせに
何をやってるんだと思われた方も
多いかと思いますが

私は携帯小説を書いておりますが
そのサイトの居心地の悪さに
気がつきましてね

そして私を紹介した親友が
閲覧する方々の
心ない言葉に落ち込み
もう嫌だ…と
ぼやいたのをきっかけに
私の個人ホムペに
共同コーナーを設備して
完結作品を移行して
ひっそりと活動しようと
提案しました

最初は私だけ移行して
別に作ってやろうとも思いましたが
私のところはおかげさまで
結構見に来て下さってるみたいなので
そこだけ共有しようかと…

誹謗中傷もない
早く更新しろだの
捲し立てる人もいない

そして私たちは
お互いが見せ合えたら
それでいい…

ならば…と

作りました
共同小説コーナー

メイン画像の加工から何から
手間暇かけて…

私のは
画像は結構あるので
縮小だけでいいのですが
親友のは一からですので
まず何から書き始めるのか
作品のテーマは何か…

テーマに沿って画像を探し
名前入れ…縮小…
そして書けるように下準備…

共同とはいえ
管理するのは私ですから
やるべき事はやります

そして提案したのも自分ですから
作品以外は
すべて私が手掛けてます

私が手掛けたものが
本人の希望に添えてるかどうかは
わかりませんが…

『二人の世界』と
名付けただけあって
そこだけはまるで
別世界のようです


そして先ほど
ナースステーションで笑顔をもらいました

体重を測りに行った際

『体脂肪測ってみるー?』

と 看護婦さん

結果…

標準でしたv(`∀´v)←

えがおの黒酢のCMの
女の人より少なかった!!←

体内年齢まで出るんですね…
18才でした

そして看護婦さん全員
私に便乗して測定…

お一人は
私と同じく標準

もうお二方は…
はい…頭をひねるほど
ショックを受けられたようです
お一人は主任さん
体内年齢は実年齢より下…
もうお一人は
実年齢を上回っていたようで…

『私もう帰りたい』

と 主任さんww
そんな太ってるように見えない
むしろスタイルいいのに…


そんなわけで…
みんなでケタケタ笑いました


最近
やっと体重を標準まで落としかけてるちあきでした


チャオ♪  


Posted by 愛嬌ちあき at 23:32Comments(0)リアル

2011年07月20日

窓際女の独り言…

どうも
ちあきです

ただのぼやきです




母ちゃんが
検査入院して
4日が過ぎて

大した異常もなく
明日 晴れて家へ帰る

あたいは
いつものように
屋上でひとり

歌を口ずさむ

『丘のホテルの赤い灯も
胸の灯りも消える頃…』

大好きなひばりさんの
『悲しき口笛』を
空に向かって
こぶしを効かせて歌う

警備の人が来ようが
そんな事はお構い無し

そしてあたいは
頃合いを見て
井戸端会議の場所へ行く

そこは知り合いばかりで
あたいが行った時にはもう
母ちゃんの退院の話で盛り上がっていた


そしていつしか
あたいの話になっていた

舞台に立つ人間で
歌が好きで
いつも屋上で練習してるんだってね

と 言われて
あたいは ふっ と
笑った

『ちょっと一節
聞かせてくれんかね』

『いや
こんな誰でも通るとこで
歌うなんて恥ずかしいですよ』

『話題になるかもよ
歌の上手い姉ちゃんがおる言うてな』

あたいが歌うのを躊躇っていると
母ちゃんが

『アキラ節を聞かせてくれ』

そう言い出した

母ちゃんは
あたいの車の中では
常にアキラ節をかけてないと
文句を言うくらい
小林旭さんの大ファン

アキラ節なんて
歌った事ない

さてどうしよう

そう躊躇っていると
みんなが聞いてみたい
歌えと捲し立てる

あたいは意を決して立ち上がり
歌い始めた

『窓は夜露に濡れて
都すでに遠のく
北へ帰る旅人ひとり
涙流れて止まず…』

アキラ節といえば

『北帰行』が一番好きだから
口をついたように
詞が出てきた

『我が子を褒めるんじゃないけど
上手い具合に歌うやろ』

母ちゃんが言う

『本当に練習でここまでなる?
生まれつきじゃない?』

そういう人に
あたいは先生の存在を話した

元々歌が好きで
舞台でも歌ってた

14才の時に
母ちゃんに連れられて
先生の店の扉を叩いた

親父の同級生で
幼なじみで
地元歌手って事は知ってた

でも
ろくに話をした事がなかった

しかし
歌う事を諦めたくなかったから
ついて行った


そして先生に
急に声が出なくなって
その原因は声帯の片方が
働かなくなってて

『歌も芝居も
諦めろって医者が言った』

あたいはそう言った

『何とか歌えるように
仕込んでやってくれんかね』

母ちゃんは先生に言った

『どれ…
歌ってごらん』

言われるがままに

『悲しき口笛』を歌った  続きを読む


Posted by 愛嬌ちあき at 22:50Comments(0)呟き…独り言

2011年07月15日

あたいが時々思うのは…

こんばんは

最近よく
座長さんから
そう 師匠から
メールが来ます

寂しいのかな…

なんて思いつつ
私も師匠と話せるのは
嬉しいし安心するから
相手させてもらってます

そして時々
相談にも乗ってもらってます

病気が治って
松丸家に戻るのは
間違いなのか…
道を間違えようとしてるのだろうかと相談を持ちかけた事がありました

そしたら

『自分の思うように
我が道を行く
自分の思うように
歩きなさい』

本音を言えば
松丸家は仮の存在…

私はこの人の
最後の弟子…たぶん…

いくら周りに

『稽古がすごく厳しいって
悪名高き人だったよ』

なんて言われても
たった一人の師匠だもの…

確かに芸事には
すごく厳しかった

だけど
座長さんが満足いくように
私がちゃんと成し遂げたのか…

いつも終わったら

『よく頑張ったね!!』

そう言って下さって…
食事もちゃんと食べなきゃ
逆に叱られるくらい…

私には
いい人でした

前の人たちは
わかりませんが

私と姉弟子は
よくしていただきました


座長さん…
師匠…

お会いしたいです

ここから出たら
会いに行きたいな…


座長さんに会いたい
京子先生に会いたい
松丸家のお母さんや
花栄留さんに会いたい

みんなに会いたい…

それから先生にも…


先生…
今度の誕生日は
おめでとうの言葉だけじゃ済ませないから…


そして愛しの人とも…
知り合って2年
色々あったけど
2年経った

寄り道しながらも
心は動かなかった

だから今年も来年も
時期が来るまで待ちますよ…


蝉の声
君と出逢いし
夏が来て
今年もひとり
また夏を越す…



チャオ♪  


Posted by 愛嬌ちあき at 23:45Comments(0)呟き…独り言

2011年07月07日

年に一度の逢瀬なら…

こんばんは

今日は七夕…
今宵 天の川で
織姫と彦星は出会うといいますが…

はたして出会う事が出来たのやら

九州は…
福岡は曇り空…

無事に会えたのかと思いつつ
病室から出て
願い事を祈る私です

私とあの人も…
年に一度しか会えないんですよね

よく考えたら
年に一度しか会ってない←

お互い仕事する時は
離れた場所にいますし
私はなかなか地元に帰らない

帰っても
働く時間が真逆…

そんな状態ですから
用がある時以外
顔を合わせる事もないんです

唯一の繋ぎが
電話とメール

それも私の気が向いた時や
あの人が私を思い出して下さった時…

でも…
私はそれでもいいんです

電話を下さったり
メールを下さったり

それだけで…
あの人の名前を見るだけで
笑っていられる

声を聞くだけで
笑顔になれる

文字を見るだけで
冷めた心が温かくなる…

安心するんです
心から笑っていられるんです…

ですから
年に一度でも
会えたらいい…


そういえば
今年は会ってないなぁ…

何か用が出来たら
会いに行くとしましょう…

そして7月7日といえば
うちの親戚の誕生日で…

末期の肺癌と闘う叔父さん
母ちゃんの兄貴さんです

病院の屋上で
歌の練習をしてる時に
電話をかけました

『もしもし私…
今日誕生日やったね
おめでとさん
最近…どうね?
顔見に行きたいけどさ
入院中やからね…』

私がそう言うと

『入院?
そうか…
ちゃんと治さんといかんぞ
年ならいいけど
まだ若いんやけん
おっちゃんもなー
抗がん剤の治療やら
検査やらで
今度また悪かったら
入院せにゃいかんて…』

『完全に治る事はないけど
転移するのを止めとる状態さ…
ただねー…副作用がきついけん
飯が食えん…
体重も40切って痩せてしもたよ…
去年おっちゃん入院したろ
そん時相部屋やった人がな
こないだ亡くなったってさ
一緒に売店まで歩いてさ
また抗がん剤打ちに来るけんって
そない言うて別れた…
その後行ったら…
もうおってなかった…
やけんな…
いつどないなって逝くか
わからんわけさ
おっちゃんも…
いつまで生きられるか…
わからん…』


おっちゃん
あたいね
最後の一言だけは
聞きたくなかったよ…

だってさ…
肺癌が発覚した時
持って数週間って言われたのを
ここまで頑張って生きたんじゃない…

もう少し
生きてよ
生きててよ

もう一度
手料理作って

『飯作ったけど
食いに来んか?』

って電話してよ

男なのに
料理上手でさ…

家の裏の山から掘ったって
山芋の味噌汁なんか作ってさ
いまだにその味
忘れられないんだ…

『普通の山芋でも
出来る?』

って聞きたいくらい
忘れられない…

あたい…
今まで言わなかったけど
その手料理…
大好きだったんだからね…

もう一度…
食べさせて欲しいなぁ…


と…

悲しい話はここまでにして
戻ります

年に一度しか会えないお方ですが
眠いとほざいていらっしゃいます

まったく
ムードもへったくれもない

…と思いきや
アルコールネタで盛り上がってます

私が完全に酔うと
巻き舌と関西弁で毒を吐くとか
あの人は酔うと
説教癖が出るとか

うちの姉が髪の毛燃やしたとか
あの人は髪の毛どころか
陰毛を燃やしたとかww


どうやったら
陰毛を燃やすんだと
吹き出したのは言うまでもありませんww

清らかな七夕の夜に
こんな話で盛り上がる私たちって一体…

昨日は昨日で
京都に行きたいという話で
やたら盛り上がって…

私が京都へ行きたいと言ったのは
一度でいいから
あなたと旅をしたい

そう言いたかったんですよ…

でも…
まだまだ素直じゃないんでしょうね…

言えないんですから…

今年こそ
素直になれますように…

今日の夕暮れ時
空が燃えてるように見えました…

チャオ♪  続きを読む


Posted by 愛嬌ちあき at 23:07Comments(0)リアル

2011年07月06日

何がこれからの事だよ…

再び病院に戻りました
ちあきです

今度は内科より
外科のリハビリを中心にやるようです

が…

仮退院中に
倒れてしまいまして
変な形に倒れてしまったので
痛みが倍増しまして…

朝っぱらから

『痛みひどいなら
手術する?』

内科の主治医さんに
まさかの手術発言をされ…

『執刀は…誰ですか…
外科の主治医さんですか…』

と 聞いたら
鹿児島から連れてくるとか

そんな見ず知らずの人に
体を任せるわけにはいきません

第一
ヘルニアの手術をして
よくなりましたという事例など
見た事がないんです

母ちゃんの知り合いは
車椅子生活になりました

そして見る限り
皆様何かしらの障害を
抱えていらっしゃると見て…

ちょうどその時向かい側の方の
リハビリの説明に主治医さんが…

↑受け持ち病棟は
回復期リハビリ病棟
外来は
整形外科&外科

帰ろうとなさったところを
取っ捕まえて迫りました

『先生…
帰られる前に
私の話を聞いて下さいまし…
先生…私は…私は…
手術をせねばいけないのでしょうか』

と…

『手術…ヘルニアの?
ヘルニアってのはね
放置すると足にくる
そしたら今度は足が麻痺する
足が麻痺し出したら手術だよって
去年言ったじゃなーい
まだ足は動くみたいだし
選択肢は2つ
足がしびれて
痛みも我慢出来んなら
切らにゃ仕方ない
でも痛みは何とか我慢出来る
生活にも支障がないなら
今のままリハビリでいいと思う
手術したからって
完全に治りますよとは言えんしな』


さすがベテラン
長年ここに勤めて
お偉いさんになった方だけある

言う事が違う

OFFの時は
飲んで飲んでどんちゃん騒ぎする人だけど
外科医としての腕は
弟さんと2人して
素晴らしい腕をお持ちだと思う

ここの病院
この人を院長にすべきだと思う←


ヘルニアを手術して
もし失敗して
車椅子生活だとか
半身不随になったりだとか
考えると
背筋が凍るようです

芝居が出来ない
踊りが踊れない
歌は何とか歌えても
腕は多少落ちるでしょう…

この3つを奪われるなら
人生終わったも同然

最悪の場合
結婚も出来ないだろう…

そんな人生いらない
死んだ方がマシだ

だけど
5年しか生きられないはずの命が
ここまで生かされた

5年でも生きられるならと
有り金はたいて
助けてくれた母ちゃんに
もらったこの命

ここで終わらせるわけにはいかない


だからあえて私は
切らないでしょう

リハビリで今までどおり
完全にとは言わなくても
それらしく見えるようになるまでは…


そして別の話になりますが
愛車を維持するために
母ちゃんにはこれ以上
甘えたくなくて
役者は続ける
続けたいけど掛け持ちする

と 言ったら

『掛け持ちしたら
またそんな状態になる
足りない分は母ちゃんも補う
だからお前は
役者の道を行け!!』

そう言ってくれた
母ちゃんのためにも
綺麗に歩けるようになるまで
それらしく見えるようになるまで
治療に専念します

それまでは…
それらしくなるまでは
ちょこちょこ副業して
舞台復帰は出来ないでしょうが
稽古は怠らず
頑張ります

『稽古した分
上手くなる』

と いう
師匠の言葉を胸に…


チャオ♪  


Posted by 愛嬌ちあき at 03:19Comments(0)リアル